用語集

基本用語
魂魄(こんぱく)
いわゆる魂。人間に限らず、全ての生き物は肉体に魂魄を宿している。また、自身の肉体と「因果の鎖」で繋がっている。霊体なので当然、霊感のない者には見えることはない。なお、生きている間、魂魄と肉体は密接な関係にあり、魂魄が傷を負った状態で肉体に戻った場合、肉体にもその傷が現われる。
本作では、このように霊的物を構成している主要物質を霊子(れいし)といい、それに対し肉体等現世のあらゆるものを構成している主要物質を器子(きし)という。生物が現世で死に、肉体が朽ちると、魂魄は最終的には尸魂界か地獄に行き着く。また、死神を含めた魂魄が死ぬと体が崩れ霊子となる。

整(プラス)
虚(ホロウ)に堕ちていない、通常の霊魂。
基本的に人畜無害だが、何かに強い未練がある場合、その対象に因果の鎖を絡めとられ、憑き霊や地縛霊となる。

半虚(デミ・ホロウ)
虚に堕ちかけている整(プラス)。胸の孔はまだ空きかけで仮面はない。だが無理にその孔を空けてしまうと、虚化が進んでしまう。

因果の鎖(いんがのくさり) 
生きている間常に自身の肉体と魂魄を繋いでいる鎖。ゆえに通常、人間の魂魄を身体から抜いて(幽体離脱)もその魂は、肉体から鎖の長さ分しか移動することはできない。これが切れると魂魄は肉体に戻れず死亡、更にそのまま放置すると鎖の切れた部分から霊体に向かって侵食が進み、それが霊体まで到達すると人は虚となる。この鎖を引き抜く、もしくは胸をいじって孔を広げると、虚化が加速する。魂葬を行うことで虚化を回避する場合が多い。この状態から霊力を引き出して死神になるという一か八かの危険な回避方法もある。しかしこの方法は潜在的に死神の力を秘めている魂魄にしか通用しないため、一般的な人間の魂魄にはまず当て嵌まらない手段である。

霊力(れいりょく)
魂魄が持つ、霊なるものに働きかける力。霊力が高いほど霊体の動きは俊敏になり、実の肉体を遥かに上回る運動能力を発揮できる。霊力の高さ=戦闘能力の高さであるケースが多いのはこのためである。また、斬魄刀の能力も持ち主である死神の霊力に比例するため、隊長格の持つ斬魄刀は一様に他の死神を凌ぐ強力さを誇る。

霊圧(れいあつ)
霊体が発する霊的な圧力。霊力が高い者ほど発する霊圧も強くなるため、霊圧で相手の霊力の高さを計ることもできるが、発生源である霊体のコンディションによって常に強弱の波がある。また、一定以上の霊力を持たない霊体からは霊圧は発せられないようである。霊圧が皆無の者にとっては、高い者の霊圧にあてられることもある。
なお、霊圧は単なる威圧感などではなく、ある程度実質的な圧力を持っているようで、一点集中で放たれれば相応の破壊力を持つ。大虚の放つ虚閃や一護の斬魄刀『斬月』の技「月牙天衝」などは、高密度の霊圧を利用して圧倒的な破壊力を実現している。

死神
本作の死神は、死覇装(しはくしょう)と呼ばれる黒い着物に斬魄刀(ざんぱくとう)と呼ばれる刀を帯刀している。霊界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)内にある護廷十三隊という組織に所属しており、迷いし霊・整(プラス)を、尸魂界に送ったり、現世を荒らす悪霊・虚から現世を護り、尸魂界と現世にある魂魄の量を均等に保つことが役目の調整者である。人間の寿命を遥かに超える時間を生きている。通常人間5万人に1人の割合で配属されるが必要に応じて増員される場合がある。相当霊感のある人間でなければ、その姿を見ることはできない。劇場版第1作『MEMORIES OF NOBODY』での浦原の発言によると、流魂街出身の死神(生前、現世に人間として生きていた者)は、生前の記憶が無いらしい。
尚、「護廷十三隊は高尚な組織である」という中央四十六室の建前上、隊士本人の意思で隊を離れること(脱退)はできない仕組みとなっている。個人の事情でやむを得ず職から離れる時は休隊、復隊の目処が立たない時は除籍となり、脱退扱いとなった死神は例外なく後述の蛆虫の巣に強制連行され周囲から隔離される規定になっている。
戦闘方法は、個々の死神特有の斬魄刀による戦術(斬術)を主にしながら、白打(素手による体術)、歩法(移動術)、鬼道(呪術)を絡めた4種類の戦術(「斬」「拳」「走」「鬼」)。それぞれの詳細については各項目を参照の事。

斬魄刀(ざんぱくとう)
死神が持つ特殊な刀。虚を斬り伏せることで、虚となってからの罪を濯ぎ、その魂を元の人間のものへと戻し尸魂界へと送ることができる。所持者自身の魂を元として形作られているため、その形状や能力は全て異なるが、平素は所持者自身によりその力を封印され、一般的な日本刀の形状で扱われている。能力解放は一般的には所持者が解号(特定のキーワードと斬魄刀の名)を唱えることで行われる。ただし、一護の斬月のような、常時解放型は解号がいらない。また解放は【始解】(しかい)と【卍解】(ばんかい)の二段階に分けられ、それぞれに条件がある。
他にも斬魄刀には本体と呼ばれる何らかの姿を伴った意思を持ち、所持者の精神世界内に存在する。本体の存在が確認されているのは一護と恋次、日番谷のみ。
また、斬魄刀は持ち主である死神の霊力に比例して大きくなるが、持ち主である死神は持ち易いように斬魄刀の大きさを意図して縮小している。霊力が大きくなるほど斬魄刀の大きさを縮小する力も向上するため、ほとんどの斬魄刀は同じ大きさ。東仙要のように他人の斬魄刀を所持している死神も希にいる。
登場人物人気コンテストの後、斬魄刀人気コンテスト(正式名称斬魄刀票)が開始された(実際のエントリーには破面・滅却師など大混戦状態)


【始解】
本体との対話と同調が必要。
斬魄刀解放の一段階目。解放と共に形状が変化し、固有の特殊能力が付加(解放)される。解放後の形状、特殊能力は斬魄刀ごとに千差万別だが、能力ごとにある程度の系統に分類して識別される(直接攻撃系、鬼道系、炎熱系、氷雪系、流水系など)。また能力によっては始解状態の形状が2種類以上のものも存在する。席官クラスの死神のほとんどが始解を習得しており、斬魄刀戦術の基盤とも言える技術である。
対話と同調とは、斬魄刀本体の存在を認識し、その名を知る事。斬魄刀の本体が存在する死神の精神世界で斬魄刀の本体と対話を行う。斬魄刀との同調を深めることで死神自身の霊力が飛躍的に上昇することもある。
斬魄刀は普段は封印状態であるのが常だが、常に始解状態を保つものも存在する。そういった斬魄刀を「常時解放型」の斬魄刀と呼ぶ。今の所、一護の『斬月』、剣八の斬魄刀(名称不明)が「常時解放型」に分類されており、一護の場合、初めて開放して以来常に始解状態を保っている。
また、死神1人の斬魄刀は基本的に1本だが、稀に2本で1組の「二刀一対型」の斬魄刀が存在する。この二刀一対型の斬魄刀は今のところ京楽の『花天狂骨』と浮竹の『双魚理』のみ。

【卍解】
本体の具象化と屈服が必要。
斬魄刀解放の二段階目。始解同様に変形、特殊能力の付加などが伴うが、基本的に始解の能力・特性を強化したものである場合が多い。戦闘能力は一般的に始解の5倍から10倍と言われており、その強大さ故に斬魄刀戦術の最終奥義とされている。また、卍解修得者は、斬魄刀の名を呼ぶ事なく始解することも可能。卍解に至るのは才能のある者でも10年以上の鍛錬が必要とされ、卍解修得者は例外なく尸魂界の歴史に永遠にその名を刻まれる。
具象化とは、対話の際に死神が精神世界に赴くのではなく、斬魄刀の本体を死神のいる世界に呼び出す事。卍解に至るのが困難とされる理由は、具象化に至るのが困難なためである。具象化した斬魄刀の本体を倒す事を斬魄刀を屈服させると言い、これに成功して初めて卍解を修得できる。
卍解した斬魄刀は非常に強力だが、解放した霊力に比例して刀自体も巨大になるのが常であり(一護の天鎖斬月等例外もある)、力・動きを完全に制御し使いこなすには会得してから更なる鍛錬が必要とされる。また、卍解状態を持続するには莫大な量の霊力が必要であり、隊長格の死神といえど長時間保つことは難しい。また、使用者の意思に反して卍解が消滅すると言うことは、その死神に卍解を維持するほどの余力が残されていない事、即ちその死神が瀕死の状態である事を意味する。

【浅打】(あさうち)
自らの斬魄刀を持たない下級の死神に渡される、名前のない斬魄刀。
白打(はくだ)
素手による体術。それゆえ状況によっては危険が伴う。隠密機動や二番隊がよく用いる。最高戦闘技術として高濃度に圧縮した鬼道を身に纏い戦う瞬閧(しゅんこう)があり、これは白打と鬼道の合わせ技と言える。夜一、砕蜂が会得している。
歩法(ほほう)
白打を攻撃体術とすると、こちらは移動補助体術。直接的に攻撃するための技ではなく、斬魄刀等の戦術に絡めることで戦闘を有利に進めるためのもの。極めれば眼にも映らぬ程の高速移動瞬歩が可能。六番隊隊長・朽木白哉はそれに回転を掛け閃花という技に発展させた。夜一や砕蜂などもこれを得意とし、特に夜一は瞬神の異名を持つ。また、第7十刃(セプティマ・エスパーダ)ゾマリ・ルルーとの戦いで、六番隊隊長・朽木白哉が「隠密歩法・四楓の参『空蝉』(うつせみ)」を使用した。これは幼い頃に白哉が夜一から習ったものである。
鬼道(きどう)
死神が戦闘で用いる霊術の一つ。攻撃を行う破道、その他の用途(捕縛・防御・伝令等)に用いられる縛道に大別される。
「鬼道衆」には鬼道に優れる死神が所属している。

義骸(ぎがい)
霊力を失い弱体化した死神が、回復するまでの間、人間に成りすますために用いる仮の肉体。基本的に使用者と同じ容姿をしている。基本的に人型で、死神の霊力を回復させるために高濃度の霊子でできている。また、霊子で構成された霊体でありながら、別の霊体(死神)が入り込むことができたり霊感のない人間にも見えていたりと、器子で構成された人間の肉体のような性質も持ち合わせている。霊力の回復以外にも、任務などで現世に長期滞在する場合にも用いることがある。
ルキアが一護に死神の力を譲った際に使っていた義骸は、技術開発局のこだわりから運動能力などは一般的な人間と同じになっている、と思われたが、実際は浦原がルキアの霊力を削ぎ、死神の魂魄から人間の魂魄に成り下がらせるために作ったものであることが後に判明する。前述通り義骸は高濃度の霊子体であるため、自然に放たれる霊力を感知して尸魂界が死神の居場所を把握する仕組みになっている。浦原はルキアに貸与し使用させた、霊子を含まずに使用する死神の霊力を分解する特殊な義骸を開発したことで尸魂界から追放されたとされている。
義骸から出ることを「義骸を脱ぐ」という。
悟魂手甲(ごこんてっこう)
肉体から魂魄を抜くための道具で、手袋の形状をしている。主にルキアが自分で肉体から出られない一護を死神化するために使用していた。名称は異なる可能性もあるが、他にも杖やパッド型等同様の効果を持つ道具がいくつか存在する。

記換神機(きかんしんき)
死神と虚に関する事件に巻き込まれた人間に、事件の記憶を忘却させるために用いる記憶置換装置。代わりに別の記憶に差し替えられるが、当の差し替えられる記憶がランダムであるため、突拍子もないシチュエーションに差し替えられることも多々ある。

霊絡(れいらく)
大気中の霊気を視覚化したもの。上位の死神のみ見たり触れたりすることができる。相手の位置を捕捉することにも用いられる。死神の霊絡は色が紅い。
また、劇場版第3弾『Fade to Black 君の名を呼ぶ』で、恋次が残留霊絡を追う鬼道(縛道)を使用した。本来すべてが霊子で作られている尸魂界で霊絡を視覚化させることは不可能だが、霊質が似ている一護と協力し、見事ルキアを見つけることに成功した例がある。

義魂丸(ぎこんがん)
丸薬の形状をしており、肉体に入った時のみ擬似人格を持つ魂魄として作用する特殊な道具。肉体から魂を強制的に抜き取るために用いられる。「名前が可愛くない」と女性死神協会からクレームがつき、ソウル*キャンディと改名される。パッケージには多数の種類がある。女性死神に一番人気のパッケージは、うさぎのチャッピー。ルキアが一護に渡したアヒルのパッケージは二番人気のユキ。ルキアいわく「中の人格は108人の死神学者達がはじき出した『理想の人格』が入っている」とのことだが、どういう訳か珍妙な人格ばかりである。日番谷先遣隊に渡されたものは、チャッピーのほかにブルース、グリンゴ、ギンノスケ、モモーネ、キング。
前述の通り現在の正式名称はソウル・キャンディだが、男性死神は現在でも義魂丸と呼ぶ傾向がある。
改造魂魄(かいぞうこんぱく) -[道具]
通称「モッド・ソウル」とも呼ばれる。昔尸魂界で立案された、死体を対虚用の尖兵として戦わせる尖兵計画(スピアヘッド)という計画のために作られた肉体の一部を強化された戦闘用の擬似魂魄。義魂丸の形をしており、それを死体に入れることで作動するが、尖兵計画自体が死体を戦わせるという非人道的な計画のために中止になってしまったため、全ての改造魂魄は破棄されている(コンの場合、浦原商店の手違いにより一護やルキアの手に渡り紆余曲折して破棄されずに済んでいる)。アニメではりりん、之芭、蔵人とバウントを感知するセンサー付きの新型の改造魂魄が浦原によって作られている。
内魄固定剤(ソーマフィクサー)
義骸と魂魄の連結を強める道具。使い過ぎると義骸から抜けるとき辛くなる。

魂葬(こんそう)
現世を彷徨う死者の魂を昇華させる事。斬魄刀の柄尻の部分を死者の額に押し付け「死生」と書かれた判を押すことで、尸魂界へと送り届けることができる。ただし、力みすぎると消える際に魂魄が痛がる。

地獄蝶(じごくちょう)
死神を尸魂界から現世へ案内したり、伝令を伝えたりする役割を持つ黒い揚羽蝶。現世と尸魂界を行き来する場合はこれを一人一匹ずつつけなければ正規ルートを通ることができず、現世と尸魂界の狭間・断界(だんがい)を経由することになる。また、これを扱えるのは死神だけである。普段は瀞霊廷で飼育されている。

隊首羽織(たいしゅばおり)
護廷十三隊の隊長だけが着ることを許されている白羽織で袖があるタイプと袖のないタイプの2種類がある。元柳斎曰く「価値が高く、紛失するのは失態に値する」らしいが、剣八、白哉、京楽らにそれぞれ「邪魔・安物・お洒落」と言われる始末だった。羽裏色はそれぞれの隊長によって色が違う。詳細は護廷十三隊・BLEACHの登場人物を参照。

隊章(たいしょう)
護廷十三隊それぞれに存在するシンボル。各隊章ともそれぞれ異なる花をかたどっている。それぞれの花言葉が各隊の特色を現している。各隊の隊花および花言葉は全て後述の『カラブリ+』にて判明した。
一番隊:菊(きく)【真実と潔白】
二番隊:翁草(おきなぐさ)【何も求めない】
三番隊:金盞花(きんせんか)【絶望】
四番隊:竜胆(りんどう)【悲しんでいるあなたを愛する】
五番隊:馬酔木(あしび)【犠牲・危険・清純な愛(あなたと二人で旅をしましょう)】
六番隊:椿(つばき)【高潔な理性】
七番隊:菖蒲(しょうぶ)【勇気】
八番隊:極楽鳥花(ごくらくちょうか)【すべてを手に入れる】
九番隊:白罌粟(しろけし)【忘却】
十番隊:水仙(すいせん)【神秘とエゴイズム】
十一番隊:鋸草(のこぎりそう)【戦い】
十二番隊:薊(あざみ)【復讐・厳格・独立】
十三番隊:待雪草(まつゆきそう)【希望】

伝令神機(でんれいしんき)
尸魂界からの虚襲来の指令を受け取る役割をしている通信機器。通話可能でアドレス帳もあり、携帯電話に酷似している。また、尸魂界のデータベースにある情報を印刷することもできる。

副官章(ふくかんしょう)
副隊長達が緊急時に着用する腕章。腕章には、それぞれの隊章が施されている。
死神代行戦闘許可証(しにがみだいこうせんとうきょかしょう)
通称「代行証」。正式に死神代行として認められた者に渡すとされている手形。悟魂手甲と同じ効果があるため、一護はルキアがいなくても死神化できるようになった。尸魂界にも死神代行に関する法律があり、現れた死神代行が有益と判断されたらこれを渡すという決まりがある。肉体を魂魄から抜く以外に普通の人間には見えず、虚が近づけば死神代行に大音量で教えるという機能もある。これは霊力のないものには聞こえない。形状は絵馬に似ており、×印の上にドクロのようなマークが描かれている。石田はこの代行証に何らかの違和感を覚えていたようだが、その理由は不明。また、ルキアの後任として現世に来た死神、車谷善之助はこの存在を完全に否定し、一護が代行をしていることも知らされていなかった。
一護は、在宅時にはこの代行証をベッドに括りつけており、外出時にはたいていズボンの尻ポケットに入れて携帯している。現世に帰ってすぐの頃は、浮竹曰く「見た目より危険な道具で、普通の人間には見えないよう視覚防壁を発生する」らしいので、そのままズボンに縛り付けてぶら下げていたが、実際たつきに見えていたため「故障した」と思い込み、隠すようになったと考えられる(たつきが代行証を視認できたのはこのとき既に死神や破面を視認できる程の霊力があったからだと思われる)。
限定解除(げんていかいじょ)
限定霊印で制御されている霊力を解放することを指す。死神の中でも特に強大な霊力を有する護廷十三隊の隊長と副隊長は現世に来る際、現世の霊なるものに不要な影響を及ぼさぬように限定霊印により、霊力を2割に抑制されるため、解放後は解放前の5倍の霊力となる。現世での戦闘において制限状態では不利だと判断した場合、限定解除を行うことで本来の戦闘能力を発揮できる。ただし限定解除を使えるのは尸魂界に限定解除許可を申請し、許可が下りた場合のみ。また、緊急時の場合は施されない。
限定霊印(げんていれいいん)
死神の霊力を本来の2割に抑制する護廷十三隊の各隊の隊章を模した印。体の一部にこの印を打つ。死神の戦闘技術は基本的に自らの霊力を源とするものであり、更に霊力は霊体の運動能力と密接に関係しているため、結果として戦闘能力も大幅に削減されることとなる。

虚(ホロウ)
詳細は「虚 (BLEACH)」を参照
現世を荒らす悪しき霊体。その正体は何らかの理由で堕ちた人間の魂。虚圏に生息しており、餌として魂魄を襲う時のみ現世に現れる。生前、残虐な行いをした虚は死神に倒された後、地獄へ送られる。

滅却師(クインシー)
虚と闘うために集まった霊力を持つ人間の集団。虚と戦うための様々な術を体得しているが、そのほとんどは大気中に偏在する霊子(霊体の構成物質となる粒子)を自らの霊力で集め、操る技術を基盤としたもので、内に秘めた自身の霊力を源として戦う死神のそれとは異なる。
人間を襲う虚を尸魂界へ送ることを良しとせずあくまで虚を消滅させることを目的(無論、自衛の目的が第一ではあるが)としている。かつては世界中に散在していたが、その理念に基づく行動が尸魂界と現世にある魂魄の量を乱し世界の崩壊が危ぶまれる事態になったため、虚を尸魂界へと送ることを目的とする死神と徹底的に相反し、結果200年前に死神の手により滅ぼされた。生き残りは極わずかにいるようだが、作中では雨竜、竜弦、宗弦しか登場していない。
因みに、滅却師に関連する用語の一部には、ドイツ語、および、それに類似した表現が使われている。
バウント編では、ボウガンや拳銃の霊子兵装を用いる滅却師もいた。

霊子兵装(れいしへいそう)
空間に偏在する霊子を集束し、自身の霊力でコーティングし弓の形状を成した兵装。滅却師が虚と戦うための、最もスタンダードな武器である。

五角形の滅却十字(クインシー・クロス)
その名の通り、五角形の滅却十字。宗弦から竜弦に引き継がれた滅却師の正統後継者の証。

飛廉脚(ひれんきゃく)
足元に作った霊子の流れに乗って高速移動する滅却師の高等歩法。死神の瞬歩に値する。アランカルで言うと響

転(ソニード)。
乱装天傀(らんそうてんがい)
無数の糸状に縒り合せた霊子の束を動かない箇所に接続し、自分の霊力で自分の身体を操り人形のように強制的に動かす超高等技術。この術を発動すれば手足が麻痺しても骨が砕けても霊力の続く限り動き続けることができる。
滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)
散霊手套を付け七日七夜弓を成くことのできた滅却師が、散霊手套を外した姿。散霊手套の拡散能力による抑制がなくなったことで、極限まで高まった霊子集束能力を活かした極めて強力な戦闘能力を発揮できるが、滅却師の限界を超えた霊子集束能力を発揮することとなり、一時的な究極の戦闘能力と引き換えに滅却師の力を失ってしまう。その霊子集束力は大気中に偏在する霊子のみならず、尸魂界の構造物さえも霊子に分解して引き寄せてしまう程。なお、この形態の後に失った滅却師の力を復活させるには、精神と肉体を極限まで削った後、心臓の洞房結節右19mmに霊弓の一撃を受けなければならない。
その他の滅却師の武器に関しては、石田雨竜#使用武器を参照。


仮面の軍勢(ヴァイザード)
詳細は「仮面の軍勢」を参照
虚の力が発現(発症)した死神の集団。虚の仮面を被ることで虚特有の力(虚閃など)を発揮し、自らの能力を強化することができる。

破面(アランカル)
詳細は「破面」を参照
仮面を外し、死神の能力を手に入れんとする虚の一団。虚の面を剥ぐ事で生まれる。それぞれにナンバーを持ち、11番以降は誕生順。1番から10番(あるいは0番から9番)までの破面を特に「十刃(エスパーダ)」と呼ぶ。
重要用語・道具

崩玉(ほうぎょく)
浦原喜助が100年前に開発した死神と虚の領域の境を取り除く機能を持つと言われ、その後の彼の運命を決定付けた危険な物質。死神と虚という相反する魂の壁を取り払うことで、死神(または虚)は本来の魂の限界強度を超えた強さを手に入れることができる。封印されていた状態だった場合、本来の力を出すには覚醒が必要で、完全覚醒には最短で4カ月の時間を要する。ただし、隊長格に倍する霊圧を持つ者と一時的に融合することで、一瞬だけだが完全覚醒と同等の力を発揮できる。
ビー玉ぐらいの大きさだが、恐ろしく頑丈で開発した浦原でも破壊・破棄することができなかった。長きに渡り藍染に狙われ、遂に彼が仕掛けた様々な工作により奪われてしまう。基本的に大虚が破面化の対象だが、グランドフィッシャー等大虚以外で破面化したものもいる(ただし、一心の見解では未完成だった)。
後に崩玉が意思を持つ物質であること、本来の能力が「崩玉の周囲にいる者の心を崩玉の意思によって具現化する力」である事が藍染から語られた。浦原が崩玉を「死神と虚の領域の境を取り除く」物質だと思っている事、ルキアの死神の力全てが一護に奪われた事、織姫とチャドの能力が発現したのも崩玉の作用によるものだという。
尚、「崩玉」の理念は浦原のみが最初に発祥したものではなく、藍染にも思い至った理念でもある。藍染は崩玉を完成させようと部下の死神を率いて幾多の死神あるいは死神に成りうる魂魄から削り取った魂で完成を目論んだが、上手くはいかなかったため、浦原が作っていた崩玉を自身の崩玉に取り組ませて完成しようとしていた。


王鍵(おうけん)
霊王・王族の住まう空間へと行くための鍵。代々護廷十三隊総隊長にのみ在り処が口伝される。創生するには10万の魂魄と半径一霊里の重霊地が必要。

重霊地(じゅうれいち)
時代とともに移り変わる、霊的な物が集まりやすい場所。現在空座町がその重霊地となっているために王鍵の創生を目論む藍染に狙われている。何十年、何百年に一度、重霊地は変化する。
その他用語・道具 [編集]

花鶴射法(かかくしゃほう) - [道具]
志波家が独自に使う霊術。「霊珠核(れいしゅかく)」という志波空鶴開発の「特殊硬化霊子隔壁発生装置」を持ち霊圧を込めることで所持者の周りに結界を張り、それ自体を花火のように打ち放つ。

拘咲(先)
「彼方 赤銅色の強欲が36度の支配を欲している 72対の幻 13対の角笛 猿の右手が星を掴む 25輪の太陽に抱かれて砂の揺籃は血を流す」の口上で発動。霊珠核で作った砲弾の打ち上げと方向決定までを行う。

拘咲(継)
「三雀の縁 四龍の縁 五方塞がりて 六里還らず 天風・猩々・匙・楡の杖…千灰千智 白雲の計 太陰に寄りて 緋の影を踏まず…」の口上で発動。打ち上げた砲弾の加速と軸調整をコントロールする。
銀白風花紗(ぎんぱくかざはなのうすぎぬ) - [道具]
代々朽木家の当主が身につける襟巻き。一枚で瀞霊廷内に屋敷が10軒建つほど高価なもの。朽木白哉が阿散井恋次との戦いの後、彼の実力を認める発言と共にこの布を手向けた。

牽星箝(けんせいかん) - [道具]
上流貴族にしか着用を許されない髪飾り。朽木家当主である朽木白哉が着用。
正義装甲ジャスティスハチマキ(せいぎそうこう - ) - [道具]
浦原喜助が一護を鍛える際に着用させたヘッドギア。額にあてがい両端を押すことで、ヘッドギアおよびグローブに変わる。浦原は「受けてみよ 正義の力! 正義装甲ジャスティスハチマキ 装☆着!」というセリフを言わないと装着できないと言っていたが実際は嘘であり、名称は一護をからかうためのデタラメ。アニメではドールを探すための装置として再登場し本当に上記のセリフを言わないと装着できないように改造されており(一護は実際に上記のセリフを言った後、「よくそんな恥ずかしいセリフがいえるな」とルキアに呆れられた。)、装着後は勝手にドールのいる方向に引き寄せられるようになっている。

銀条反(ぎんじょうたん) - [道具]
鎧の下地に使用する、非常に重い鋼鉄の帯。バラガン戦において、砕蜂が体に巻いて、【卍解】を放った。

殺気石(せっきせき) - [用語]
尸魂界においても希少とされる、霊力を完全に遮断する鉱石。瀞霊壁や懺罪宮は主にこれを用いて作られている。加工後の切断面からも遮魂膜と呼ばれる霊力を分解する波動を放出する。通常の霊力による攻撃では破壊は不可能であるが、非常に密度の高い霊子体ならば遮魂膜を突き破ることも可能である。

双殛(そうきょく) - [道具]
尸魂界の処刑道具で、基本的には隊長格の者の処刑に使われる。巨大な矛と磔架からなり、それぞれ斬魄刀百万本に値する破壊力と防御力を持つ。処刑時には、矛は「燬鷇王(きこうおう)」と呼ばれる真の姿・巨大な炎の鳥になり、これが磔架に磔にされた罪人を貫くことで殛刑は終わる。

超人薬(ちょうじんやく) - [道具]
涅マユリが作った薬。使用した者に時間感覚の延長により、達人同士の戦いで稀にある剣などの動きが止まって見えるという「達人の感覚」を体感させることができる。使用する場合一滴を25万倍に希釈したものがこの薬の適量だが、ネムを通してザエルアポロに投薬した物は原液であったため、体が「達人の感覚」についていけず相手の言葉や動作が数百年に及んでいるような著しく遅い感覚になり、動きも緩慢になってしまった。

穿点(がてん) - [道具]
強力な麻酔の一種。偽空座町において、従属官に斑目一角が倒され、取り乱した弓親に、吉良が使用した。

天賜兵装(てんしへいそう) - [道具]
尸魂界に伝わる「天から授かりし宝具」と称される貴重な道具。代々四楓院家が、天賜兵装を管理・封印する天賜兵装番に任命されている。

天踏絢(てんとうけん) - [道具]
「天賜兵装番」四楓院家に伝わる、尸魂界にも2つとない秘宝。 霊力を加えることで空を飛ぶことができる。

転神体(てんしんたい) - [道具]
隠密機動の最重要特殊霊具の一つである人形。【卍解】の修行に用いられ、この人形に斬魄刀を刺すことで斬魄刀を強制的に具象化することができる。一護と浦原以外にこの方法で【卍解】を会得した死神はいない。
新隊長天貝繍助篇では偽物のメノスを出現させるために山本元柳斎重國が使用した。

ヌキ姫(-ひめ) - [道具]
セルフ義魂丸抜きパッド。コンが浦原商店からくすね所持している。

獏爻刀(ばっこうとう) - [道具]
アニメオリジナル。霞大路家の秘術で作られた刀剣。様々な種類があり、自分の手と同化させる形で所持する。持ち主によって刀の種類が異なる斬魄刀とは違い、持ち主が異なっていても所有することができる。刀が持ち主の霊力を吸収することで、刀の能力を引き出し、力を増大させることができる。またより強力な霊力を持つ者が所有すれば刀自体の真の力を引き出せる。だがさらなる強化のために刀に力を喰らわれつづけると所有者自身が爆発または焼失するという副作用もある。なお、一護の場合自身の虚の力により獏爻刀の能力に抗うことができる。

魄内封印(はくないふういん) - [用語]
魂魄の奥底に異物質を埋没させる技術。

旅禍(りょか) - [用語]
尸魂界に不法侵入した者を指す。虚以外でも死神の許しなく入り込んだ部外者は霊魂・人関係なく排除される。「余所者は尸魂界に災いをもたらす」という通念から、こういった名称がついた。
霊子変換機(れいしへんかんき) - [道具]
現世のあらゆるものを構成する器子を霊子へと変換する装置。通常、肉体を持った生物は魂魄の世界である尸魂界に立ち入ることはできず、肉体から抜け出た魂魄も因果の鎖の為に立ち入ることはできないが、この装置で肉体を丸ごと霊体に変えてしまえば生きた人間でも尸魂界に立ち入ることができる。
浦原がルキア奪還の為に用意した穿界門には霊子変換機が重ねてあり、その為に井上、茶渡、石田も尸魂界へ立ち入ることができた。

録霊蟲(ろくれいちゅう) - [道具]
破面のザエルアポロが有する寄生虫で、宿主が遭遇した状況、およびそれに関しての情報を記録し、ザエルアポロのもとへと送る。ザエルアポロはこれを兄のイールフォルトの全身に寄生させていて、イールフォルトと交戦した恋次の情報を収集していた。

雪のクリスタル(ゆき-) - [用語]
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

バウント(アニメオリジナル) [
詳細は「バウント」を参照
舞台設定

現世・空座町(からくらちょう)
東京のどこかにある普通の町。上空から見る限り町の外は隣町が続き、それを山に囲まれている。
ルキアが現世の駐在任務のために赴任した場所であり担当区域でもある。だがルキアが処刑されるために尸魂界に連行されたため、その後任として十三番隊隊員・車谷善之助が赴任している。現代において空座町全域が時代とともに移り変わる重霊地(霊力の強い人間が集まりやすい場所)となっているために王鍵の創生を目論む藍染により、消滅の危機に晒されている。また、ウルキオラとともに降り立ったヤミーの魂吸(ゴンズイ)により、多くの人々が魂を吸われ、還らぬ人となっている。

クロサキ医院( - いいん)
一護の父・一心が院長を務める診療所。黒崎家の住居に併設されている。

空座一校(からくらいちこう)
一護らが通う公立高校。正式名称は「空座第一高校」。1学期末の時点で1年生は322名。作中では一護の所属する1-3の生徒しか出ていないが個性的な面々が集っている。生徒会長は浅野啓吾の姉・みず穂。

浦原商店(うらはらしょうてん)
浦原喜助が店主を務める雑貨屋。その他の店員は握菱テッサイ、紬屋雨(ウルル)、花刈ジン太。雑貨屋として生活用品から駄菓子を売っている傍ら、現世に赴任した死神を相手に尸魂界から仕入れた道具で商売をしており、ルキアも浦原商店を頼っている他、一時期、恋次も居候していた。

勉強部屋(べんきょうべや)
浦原自らが作り上げた、地下にあるだだ広い空間。地下であるにも拘らず、天井が青空の模様であるため、時間がわかりづらくなっている。一護が死神の力を取り戻すための修行もここで行われた。チャドと恋次も修行のためにここを使用している。かつて浦原が双殛の丘の地下にこっそり作った場所に似せて作られている。

絶望の縦穴(シャタード・シャフト)
浦原喜助が一護を再死神化させる際作った大穴。因果の鎖の自己侵食を活性化させる気体を充満させている。雨が頑張って掘ったため底は著しく深い。

空座総合病院(からくらそうごうびょういん)
石田雨竜の父である竜弦が院長を務める大病院。院内は全面禁煙。クロサキ医院に重症患者が訪れた際、同院長同士のツテでここに搬送される事になっている。

空座防衛隊(からくらぼうえいたい)
空座町を虚から守るために、ドン・観音寺が夏梨・ジン太・雨を呼びかけて結成した部隊。「カラクラスーパーヒーローズ」ともいわれる。一護達が尸魂界に乗り込んでいる間、一護に変わって虚を退治しているが、その分車谷の出番は殆ど無くなっている。戦隊もののような編成となっており、(互いに譲る意思はないため)カラクラレッドを夏梨とジン太が、雨がカラクラピンク、観音寺がカラクラゴールドに割り当てられている。アニメでは観音寺がゴールドを名乗ったために解散したが、観音寺が人気低迷からの再起を図るために、カラクラキング(コン)を迎え、夏梨抜きで再結成した。 

尸魂界(ソウル・ソサエティ)
いわゆる霊界。霊力を持つ貴族や死神達が住む瀞霊廷(せいれいてい)と、その周囲にある死者の魂が住む流魂街(るこんがい)に分かれており、暮らし向きや待遇などが厳然と区別されている。瀞霊廷の周りには通常は何もないが、通行証を持っていない者が不正に侵入しようとすると塀がしかれ、東西南北にそれぞれ設置されている四大瀞霊門(しだいせいれいもん)、通称、青流門(しょうりゅうもん)、白道門(はくとうもん)、朱洼門(しゅわいもん)、黒隆門(こくりょうもん)のいずれかからしか入れなくなる。各門には尸魂界中から選び抜かれた番人が警護している。
作中、尸魂界はアジア(日本・中国の混合)を主体とした生活習慣と名前、日本人のみが確認されている。これが日本人のみが訪れる場所なのか、魂によって背景や人物が自動翻訳されるだけなのかは不明。

瀞霊廷(せいれいてい)
尸魂界の中央に位置する貴族や死神たちの居住区。王政により統治されている。
尸魂界の最高司法機関中央四十六室他、護廷十三隊、隠密機動、鬼道衆などの実行部隊が置かれている。流魂街とは違い生活レベルも高いようで電柱や道路などが存在し、現世で使われるような文明の利器はほとんどないが、死神が現世で活動する時には携帯型端末によく似た道具を使っており、技術開発局など一部の機関にはコンピュータのような大掛かりな機械が置いてある。通貨単位は環。

中央四十六室(ちゅうおうしじゅうろくしつ)
尸魂界全土から集められた四十人の賢者と六人の裁判官で構成される尸魂界の最高司法機関。死神の犯した罪咎は全てここで裁かれ、その裁定の執行に武力が必要と判断されれば、隠密機動・鬼道衆・護廷十三隊等の各実行部隊に指令が下される。絶対的な決定権を持ち、その裁定にはたとえ隊長格といえど異を唱えることは許されない。だが後に藍染達の謀反によって構成員全員が殺害されたため、護廷十三隊総隊長山本元柳斎重國がその役目を兼任することになる。

護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)
尸魂界の護衛および現世における魂魄の保護、虚の退治等の任務をこなす実動部隊。斬魄刀による斬術を基本とした戦闘を行う。

隊首会(たいしゅかい)
護廷十三隊の隊長十三人で行う会議。真ん中に総隊長、他の隊長は二列で総隊長を先頭に向かい合って並ぶ。

隠密機動(おんみつきどう)
本来は護廷十三隊とは別組織であるが、総司令官である四楓院家の当主が護廷十三隊の隊長に就任するとその隊との結びつきが非常に強くなり、110年前は夜一が二番隊の隊長職と兼任していたので二番隊の直属機関のように見えていた。同胞の処刑から情報伝令、敵地へのスパイ活動まであらゆる「裏」の仕事を担う五つの部隊。白打と歩法に優れ、総括軍団長には白打の最高戦闘技術「瞬閧」が伝えられている。

隠密機動第一分隊・刑軍( - だいいちぶんたい・けいぐん)
処刑や刑の執行を担当する隠密機動の中での最高位。護廷十三隊・二番隊隊長、砕蜂が総括軍団長として兼任している。先代の四楓院夜一は浦原喜助を助けたため隠密機動総司令官の座を永久追放された。

隠密機動第二分隊・警邏隊( - だいにぶんたい・けいらたい)
瀞霊廷を主な担当区域とする諜報部隊。護廷十三隊・二番隊副隊長、大前田希千代が隊長を務めている。

隠密機動第三分隊・檻理隊( - だいさんぶんたい・かんりたい)
瀞霊廷内で罪を犯したものを投獄監督する部隊。かつて浦原喜助が隊長を務めていた。

地下特別監理棟(ちかとくべつかんりとう)
二番隊隊舎敷地内の北西にある幅三十間の巨大な堀の奥にあり、通称「蛆虫の巣(うじむしのす)」。武器の持ち込みは禁止されており、部隊長は彼らの暴走を素手で制圧できる事が絶対条件である。特別檻理(とくべつかんり)の名のもとに行われる護廷十三隊内部の危険因子を調査・捕縛し監視下に置くことで、捕縛されたものは例外なくここに収容される。なお、一般の死神(隊長格を含む)にはこの施設・制度の存在は知らされておらず、捕縛・収容された者は「脱退」したと伝えられる。第3地下監獄は"衆合(しゅごう)"
隠密機動第五分隊・裏廷隊( - だいごぶんたい・りていたい)
隊士間での情報伝達を行う部隊。瞬歩の使い手が多い。
技術開発局(ぎじゅつかいはつきょく)
瀞霊廷内における様々な技術の研究・開発を行う十二番隊の付属機関。創設者兼初代局長は当時護廷十三隊・十二番隊隊長だった浦原喜助。二代目である現局長は護廷十三隊・十二番隊隊長を兼任する涅マユリ。外科手術的意味合いにより、負傷者の治療及び肉体の欠損部分の再生・補助を行えるため、四番隊と同様に治療を行う事が出来る。
設立した浦原の思惑により、現局長涅マユリをはじめ「蛆虫の巣(うじむしのす)」出身者が複数人在籍している。

通信技術研究科(つうしんぎじゅつけんきゅうか)

霊波計測研究科(れいはけいそくけんきゅうか)

鬼道衆(きどうしゅう)
鬼道に秀でた死神によって構成される特殊部隊。護廷十三隊の隊のように大鬼道長、副鬼道長が仕切っている。

真央霊術院(しんおうれいじゅついん)
2000年前に護廷十三隊総隊長・山本元柳斎重國により設立された、死神・鬼道衆・隠密機動を育成するための学校。設立されたころは、死神統学院と呼ばれていたが、現在は死神以外の鬼道衆・隠密機動も育成しているため今の呼び名になった。だが、現在も「統学院」の名で呼ばれることもある。

王族(おうぞく)
尸魂界を統括する最高司法機関四十六室のさらに上に存在する謎の存在。護挺十三隊の隊長格ですら直接に見たことがないほど高位。直接的な支配は行なわずに普段は尸魂界の別次元に住んでおり、代々護廷十三隊総隊長にのみ口伝で所在を伝えられる「王鍵」がないと入ることすらできない。王族の頂点に立つ存在として「霊王」という尸魂界の王がいる。

王属特務(おうぞくとくむ)
尸魂界の別空間にある霊王の住む空間を守護している。大虚など、一死神では対処できないものを受け持っている。
護廷十三隊より上位の組織で、「零番隊」とも呼称される。十三隊の隊長格から王属特務へ昇進することもある。過去の話では、元十二番隊隊長・曳舟桐生が零番隊に昇進したという。

四大貴族(よんだいきぞく)
尸魂界における貴族の最高位である正一位(しょういちい)の位を持つ四家を指す。「朽木家」、「四楓院家」等がそれにあたり、他の死神達とは比べ物にならない霊力を生まれ持つことも特徴。
「志波家」が没落する前は五大貴族だった。

朽木家(くちきけ)
四大貴族の一つ。28代目となる現当主は、六番隊隊長・朽木白哉。
志波家(しばけ)
元は瀞霊廷・最高位「五大貴族(志波家が没落したことにより、現在・四大貴族)」の一つに名を連ねていたが、現在は没落し流魂街に居を構えている。長女・空鶴は流魂街の顔役。「墜天の崩れ渦潮」を家紋とする。

四楓院家(しほういんけ)
四大貴族の一つ。天賜兵装番を代々努める。四楓院夜一は22代目にして初めての女当主だった。

霞大路家(かすみおおじけ)
アニメオリジナル。四大貴族に次ぐ位に存在する上流貴族。代々女性が当主を務めることが習わしとなっている。先代当主が亡くなり、その跡目を継ぐ娘の瑠璃千代が幼いため雲井尭覚が当主代行として内政を仕切っているが、霞大路家を乗っ取るために瑠璃千代暗殺を目論む雲井と、それを良しとしない瑠璃千代の侍従の犬龍・猿龍との間で御家騒動が起こっている。

女性死神協会(じょせいしにがみきょうかい)
女性死神が様々な活動を行っている団体。義魂丸を「名前が可愛くない」という理由で「ソウル・キャンディ」という名に改名させたり、「写真集をだして欲しい隊長」のアンケートをとり、実際に出そうとするなど、何故か尸魂界や死神達に対する強い影響力を持った団体。男性死神協会ほどではないがやちるの無駄遣いにより常に経済的危機に瀕しているらしい。
理事長・卯ノ花烈、会長・草鹿やちる、副会長・伊勢七緒、理事は各隊の幹部クラスの女性死神・砕蜂、虎徹勇音、松本乱菊、涅ネム(副会長代理)、虎徹清音が担当している。

男性死神協会(だんせいしにがみきょうかい)
女性死神協会同様、男性死神が様々な活動を行っている団体。だが、集会場が男子便所[5]だったり、男性死神向けの伝令神機のデザイン予算を、女性死神協会に全面カットされたり等、女性死神協会に比べ立場は弱いらしい。なお、活動中は全員腹巻とサングラスを装着している。
浮竹十四郎、会長射場鉄左衛門、副会長伊江村八十千和、理事は檜佐木修兵、大前田希千代、吉良イヅルの各隊の幹部クラスの男性死神に加え、四番隊第八席の荻堂春信、技術開発局の阿近が担当している。

綜合救護詰所(そうごうきゅうごつめしょ)
瀞霊廷の病院。傷を負った者がここで手当てを受けたり入院することもある。医師は全て四番隊の隊員で、四番隊隊舎が病棟となっている。トップは護廷十三隊・四番隊隊長、卯ノ花烈。

日番谷先遣隊(ひつがやせんけんたい)
破面が現世を襲撃した報を受け、現世に派遣された日番谷を筆頭とした部隊。人員は日番谷冬獅郎、朽木ルキア、阿散井恋次、松本乱菊、斑目一角、綾瀬川弓親。このメンバーが選ばれた経緯は当初は元柳斎の命を受け、一護をよく知るルキアと彼女と親しい恋次、恋次が隊長格以外で信頼できる戦闘要員の一角が派遣される予定だったが、弓親と乱菊が現世に行きたがったため、日番谷が引率となった形で編成された。

流魂街(るこんがい)
死神によって導かれた死者の霊(魂魄)の大多数が住む尸魂界内の貧民区。瀞霊廷の周囲・東西南北の4区域からなり、さらに各区域は80の地区に分かれ、それぞれ名称が付けられている(例:西流魂街1地区「潤林安」、南流魂街78地区「戌吊」、北流魂街79地区「草鹿」、北流魂街80地区「更木」など)。地区の数が大きいほど治安が悪い。死者は死後尸魂界へ辿り着くと、まず担当の死神により各所へ無作為に振り分けられるため、どの地区へ行くかは完全に運任せで生前の家族に会うこともまずできない。ゆえに基本的には、老若男女混じった家族のような集団を形成し生活するのが普通。瀞霊廷内との生活格差は歴然たるモノがあるが、霊力の素養を持つ者に限り「真央霊術院」に入学して死神になる道も開かれている(入隊後も心情的差別はある模様)。
街並みは木造の家が多かったり、住んでいる人が着物を着ていたりと少し江戸時代風。住人は一見して日本人ばかりのようだが、これがどのようになっているかは不明。基本的に腹は減らないらしいが前述の「霊力の素養を持つ者」は霊力を使うと腹が減るため、盗みを働く者もいる。

虚圏(ウェコムンド)
現世と尸魂界のはざまにある空間。Hueco Mundoのと書かれる様にHueco (Hollow)(虚)の世界。虚は普段ここに潜んでおり、その間はたとえ死神であってもその動向を把握することはできない。
空間は砂漠のようになっており、その砂は白く水は存在しない。石英のような物質でできていると思われる枯れた木がところどころにある。常に夜で、現世とは月が反転して映る。現世や尸魂界に比べて大気中の霊子濃度がかなり高いため小さな虚なら呼吸をするだけで充分な栄養を得られる上、死神・虚・滅却師などもこの空間では大幅に力が上昇する。

虚夜宮(ラス・ノーチェス)
虚圏(ウェコムンド)内にある、藍染惣右介(反逆者)など反逆の死神たち・破面(アランカル)らの城。Las Nochesの文字通り(夜)を意味する。距離感が狂わされるほど、とてつもなく大きい。城の一部の通路(22号地底路など)にはそこを担当する警備の破面がおり、彼らが倒されるとその部分は崩壊する仕組みになっている。
アニメ版では22号地底路での一護たちを襲うトラップなどの描写があり、アイスリンガーがその様子を見ていた。
また、城にある一部の天蓋の内側には藍染が形成した青空があり、藍染はその光の差し込んでいる場所を監視することができる。
城のすべての壁面には監視カメラが仕掛けられており、管制室のような場所から内部の様子を確認できる他、廊下の配置を組み換えることも可能である。
元々は「虚園の王」として君臨していた大虚時代のバラガンの城であり、その当時は屋根がついておらず、本人曰く夜空全体を城の屋根としていた。

メノスの森(アニメオリジナル設定)
虚圏の砂の底に広がっているメノスの生息地。そこでは「アシド」という死神が大虚(メノスグランデ)と長い間戦い続けていたが、虚夜宮(ラス・ノーチェス)に乗り込もうとした一護たちと出会った。その後ルキアたちを庇って消えたため、消息は不明。
門・通路など

穿界門(せんかいもん)
現世と尸魂界を繋ぐ門。門をくぐった先は、現世と尸魂界を繋ぐ通路である断界(だんがい)(後述)という場所へ通じている。ここを安全に通ることができるのは地獄蝶を持つ死神、もしくは断界の壁が技術開発局により固定されているときのみ。

黒腔(ガルガンタ)
現世と虚圏を繋ぐ穴。足場はなく、中を通るには通行する者が霊子を固めて足場を作らなければならない。基本的に普段は閉じており、虚や破面が現世と虚圏を行き来する際に開く。また、浦原は黒腔を開く術を開発しており「我が右手に界境を繋ぐ石 我が左手に実存を縛る刃 黒髪の羊飼い 縛り首の椅子 叢雲来たりて 我・鴇を打つ」の口上で術が発動、2本の柱のようなものを基点に黒腔を開く。また、涅マユリもザエルアポロの研究保管庫の資料を使って黒腔を解析することができた。

断界(だんがい)
現世と尸魂界の間にある空間。虚等の外敵を防ぐ為、「拘流(こうりゅう)」という霊体を絡め取る気流で満たされており、更には7日に一度「拘突(こうとつ)」という強力な侵入者排除気流が現れる。外界よりも濃密な時間軸が働いているその為、外界との時間差は2000倍(例:外界で1時間過ごすと断界では2000時間過ごした事になる)。なお、拘突は理の側の存在として認知され、死神では太刀打ちできないものとされているが、崩玉で進化した藍染には容易く破壊された。また、拘突に追われると通常は100年単位で時間軸がずらされるため、普通は外界に出た途端に体が付いていけずに死ぬ。劇場版第1作『MEMORIES OF NOBODY』では尸魂界で覇権争いに敗れ追放された重権貴族・龍堂寺家の一族がこの空間に追い遣られている(後にその一族はダークワンという勢力を築く)。

転界結柱(てんかいけっちゅう)
浦原が作り上げた特殊な装置。4つの巨大な柱を囲むように転送する場所に設置し、4つの柱を結ぶと半径一零里の穿界門となりその囲んだ場所を転送して別の空間と入れ換えることができる。だが柱が全て破壊された場合は、転送した場所が元の場所に戻ってしまう。柱が一つでも壊された場合でも“転送回帰”が始まり、転送した場所が元に戻り始める。
浦原は本物の空座町を、予め尸魂界に作っておいた偽の空座町に入れ換えるために使用、これにより護廷十三隊は隊長格の死神による戦闘で空座町を破壊することなく、空座町に侵攻した藍染一派を迎え撃つことを可能とした。

  • 最終更新:2011-01-22 13:12:46

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